慢性蕁麻疹とビラノア錠 20mg
出たり引っ込んだりの慢性蕁麻疹に悩まされる日々が5年も続いていましたが、猛暑と異常気象を引きがねに劇的に悪化してしまいました。
これまでの薬(エバステル・サイザル)は全く効かなくなってしまい、かゆくて眠れないほどに・・
首には丸い斑点、太もも、お腹、腕には、環っか状の大き目のものが60個ほど出てしまいました・・。
皮膚科の先生が過去のカルテを見返し、悩まれた末に処方してくださったのが
「ビラノア錠」です。
私は薬疹も経験したことがありますので、まずはお試しに1週間分処方されました。
「ビラノア錠」の特徴としては、
①空腹時に服用することで効果を発揮する。
空腹時でないと、効果が十分に得られないので注意!
②1日1錠で丸1日、効果が続く。
③緩やかに効いていくタイプではなく、即効性がある。
④副作用(眠気)が少ない。
といわれています。
正午に病院で処方してもらい、朝から空腹でしたのですぐに1錠服用しました。
確かに、体中のかゆみと腫れが30分もたたないうちに引いていき、眠気やだるさもなく、胃の不快もなかったです。
しかし症状がひどかったからか丸1日はもたず、夜中にまたかゆみが復活してきました。
18時頃に夕食を食べ5時間以上経っていたので、これは自己責任で1日経ってませんが、、服用しました。(皆様は先生や薬剤師さんの指示に従ってくださいね (;'∀'))
その後はよく眠れ、そのおかげで体力も少し回復したのか蕁麻疹も少しずつ減っていき、10日ほどで赤身だけは残っていますが、かゆみと腫れは落ち着いています。
現在では1錠で丸1日、効いています。
日本では2016年に解禁された薬なのですが、私には合ったようです。
頭痛もなく、便秘下痢の副作用もありませんでした。
1錠あたりの価格が少し高額なのですが、、
快適に生活できるのならば、必要経費だなと納得しています。
「空腹時」についてですが、
食前1時間前、食後2時間後とはいわれていますが、
1錠で最大の効果を得ることを考えますと、
【寝る前】か、朝ご飯を食べない方は【寝起き】がおすすめかなと思います。
自分の蕁麻疹の出やすい時間帯を調べ、そのあたりの時間をうまく調整して飲めば体のサイクルに合ってきて過ごしやすくなりました。
また、自分なりのルールを決めて、いろいろ書き留めておくのが良いと思います。
以前、私はメントール処方の市販の蕁麻疹の塗り薬が合わず、二次災害みたいになってしまったので・・
蕁麻疹は病院の飲み薬のみで治すことにしています。
また、ヒルロイドが入っている塗り薬は厳禁にしています。
血行を良くする作用があるのにうっかり保湿の為に塗ってしまって、、
じんましんが悪化してしまいました!
人それぞれなので、自分の特徴を把握すためにも記録しておくことは大切といえます。
また、冷やすことを推奨されることがよくありますが、私の場合は冷やした後の皮膚が常温に戻る際のかゆみがひどいので、冷やさないようにしています。
(冷やしている時は気持ちいいのですが・・)
ヒンヤリした畳や床で寝たり、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識して呼吸していると、かゆみが和らいで感じることがあります。
工夫しながら、蕁麻疹と付き合っていくしかないのかなと思っています・・!